私の人生の大ヒットは夫と結婚したことです。
いつも両親にとって完璧な娘だった私が唯一親に逆らった事件でした。
私は自分で人生を選びました。
美空ひばりさんにはすごいステージママがいました。
吉永小百合さんは親のいいなりになり固定したあのイメージが作りあげられたとか。
でもこれはもしかしたらでっち上げかもしれません。
親がどうあれ、選んでいるのは自分。
岸惠子さんは自由奔放で清々しく思います。文章表現が上手くて、自分で考え、自分で決めているからでしょう。
日本には稀少価値の大人の女性です。
私はもともと自分を主張するタイプではなかったので、今から思えば、なんであの時、悪意の人を野放しにしたか、と反省しています。
父は権威主義でした。父に擦り寄ってくる人だけを可愛がり、皮肉にも裏切られてきました。
ずるい大人を子どもの時から見てきた私が彼を選んだのは、正直であること、清潔であること、善意の人であることでした。
自分の人生は親のものではありません。どんな人生を歩んでもすべて自己責任。
私の目に狂いはなかったです。
今年はもう七回忌。
夫がいなくなってから私は確実に強くなりました。
嫉妬深さから、私に悪意に満ちた告げ口をする人に対してもビシッとその口を封じることができました。
つまり逃げなくなったのです。
強い私になった私は思い切り人生を味わい尽くします。
そして、生まれ変わりが楽しみになっています。